「ライターになりたいけど、なり方がわからない!」
こう思っている若者は結構多いことでしょう。総じて、クリエィティブ職というのは職業として人気が高いわりに、具体的ななり方などの情報は少ないものです。
ライターへの道は一つだけではありません。特にこのデジタル時代、様々なアプローチ方法があります。本記事ではプロのライターになる方法をいくつかご紹介します。
出版社にライターとして就職する
まずは王道から。出版社には先輩ライター、校正者など物書きのプロが集結しています。就職は簡単ではありませんが、もし正社員で採用されたならば、ライターとしての素養を身につけるのにこんなに恵まれた環境はありません。
採用される確率をあげるには、学生時代からブログを運営したり、ボランティアやアルバイトで執筆活動を行い実績を作っておくことです。
応募情報も、いまは様々なメディアに掲載されています。ハローワークや就職サイトだけでなく、SNSや専門的な交流サイトなど、できるだけ幅広く探してみましょう。とにかくアンテナを張っておくことで、自分にあったポジションに巡り会えるかもしれません。
まずは編集者として就職し、後に転身する
このルートも実はよくあるパターンです。様々な書籍の作者略歴を見てみると、「編集者出身」という経歴は意外と多いです。直接ライターにならずに編集者を経由することは遠回り思えるかもしれませんが、それなりのメリットもあります。
まず、編集者はライターより求人が多いことは大きなメリットでしょう。そして、編集者になると様々なライターに関わるので、勉強になるという利点もあります。ライター同士で交流する機会はあまりありませんし、あったとしても仕事に関する本当の部分はお互い遠慮して、中々聞けないし明かせないものです。
とりあえず、ライターを名乗る
ライターになるには、免許や資格がいるわけではありません。実質、自分でライターと名乗ってしまうことも可能です。いまは職業形態やメディアの形式は多岐に渡り、様々な可能性があります。
具体的には、作品集と充実したウェブサイトも作成し、広告代理店や出版社に売り込むことです。マスコミ関係の人脈を作ったり、電子書籍を自分で出版するという手もあります。
なかなか定期収入には繋げらないかもしれませんが、今の時代、不可能ではないと思います。