一むかし前までは雲の上の存在だけに許された特権のような存在であった『出版』という行為。2021年のいまとなっては、 アマゾン経由で誰でも簡単に、しかも無料で出版が可能になりました。
具体的な方法としては、アマゾンの KDP(Kindle Direct Publishing)サービスを利用し電子書籍を出版をすることです。もちろん紙の書籍はやはり信用度が違いますが、「自分の文章を本という形で販売する」ということはクリアできます。
この記事では、その「アマゾンの KDP(Kindle Direct Publishing)サービスを利用した電子書籍の出版方法」をざっくりと説明します。
アマゾンKDPの特徴
アマゾンの「KDP」(Kindle Direct Publishing)は、所定の手続き(割と簡単です)さえ行えば、誰でもアマゾン上で電子書籍を出版し、販売できるサービスです。アマゾンKDPで出版する特徴には次のようなものがあります。
・販売価格の70%が作者の利益になる(紙の書籍と比較すると破格です)。
・値段$2.99〜$9.99の間で設定できる。
・値段は無料にすることも可能。その場合も読まれた回数等に応じて報酬あり。
・Kindle Select Program に参加できる
電子書籍出版のメリット
ところで、電子書籍を出版することにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
読者目線で考えると、『紙の書籍より安い』『いつでも、どこでも読める』『紙の書籍のようにかさばらない』『思い立ったらすぐ購入可能』などがあります。
著者側からすると、『簡単に出版できる=経歴にもなる』『無料で出版できる』『利益配分が大きい』などがあります。
電子書籍書籍出版手順(簡易版)
電子書籍は、以下の手順に従えば誰でも出版できます。
① MicrosoftのWord、もしくはテキストエディター等で本を執筆する。
② フォーマットを整える(これがちょっと面倒です)。
③ アマゾンの KDP(Kindle Direct Publishing)に必要な情報を入力する。
④ 書籍ファイルをアマゾンKDPにアップロードする。
⑤ (アマゾン側で審査が行われる)
⑥審査結果に問題がなければ出版完了です。
電子書籍出版から紙書籍等の出版につながる可能性もあり
電子書籍で一定以上の売り上げがあげられれば、将来的に紙書籍の出版につながる可能性もあります。