忘れてはいけないもの

修学旅行に持っていけるものは限られている、あれを持って行きたいけど荷物が増えてしまうから諦めるしかない、なんて考えているだろう。『必要なものだけ持っていくように』、そんな当たり前なアナウンスを担任の先生たちは呟きます。ただそれも本音を言えば不必要だと感じる荷物は1つもないと、声高らかに叫びたい人もいるはずだ。もちろん明らかに修学するための旅行において、勉学とは無関係なものを持っていくとなるとまた話は別です。それはそれ、これはこれだ。

荷物を用意していく中で取捨選択しながら何を持って何を諦めるか、断腸の思いさながらに整理をしていきます。けれど修学旅行の荷物の中には絶対に忘れてはいけないもの、というものがある。当然だが修学旅行を行う上で『旅のしおり』を持って行かないなど前代未聞だ。中身の編集は学校ごとに異なるが、修学旅行に関する工程や連絡先など、必要な情報が掲載されているものを置いて出かけるなど無謀すぎる。日本国内だから大丈夫と高をくくっているほど危ないのは言うまでもない。

しおりを忘れる人間なんているのか、なんて思っている人もいるでしょう。筆者も流石にそこまでトンチンカンな忘れ物をする人間はいないだろうと思いたいですが、個性的といえば聞こえはいいがどうしても間の抜けた学生もいるのだ。あっけらかんと忘れたと自慢しているが、自分がどれだけ危機的状況に近い立場なのか自覚していなかったら余計にたちが悪い。

修学旅行において必要なもの、人によっては異なりますがどの学校、どの学生、性別に関係なく必要なものと言えば何か、そこを考えてみよう。

持って行かないと話にならない

旅のしおりは修学旅行において必須という表現より、『絶対』と冠詞としてつけるくらいな最上位の必要な荷物だ。これ以外にも必要な物があります、その中にはしおりの中に掲載されている場合もありますが、『スケジュール』というのも挙げられます。しかしスケジュールと言っても実際にはクラス単位・グループ単位で工程内での予定が違っている場合がほとんどなので、そういう場合も含めて別配布している学校もあると聞くくらいだ。筆者の学校では全てしおりに記されていたので個別毎に配布されることはありませんでしたが、旅行前に自身がすることになるスケジュールを別の紙に記しておく、というのもいいかもしれません。万が一という状況も考えれば備えあれば憂いなし、だ。また着替えや金銭、その他諸々の必須道具についてはここでは言及するつもりはない。旅行といえば持っていくのは当たり前だからだ。

ではそういった物以外で持って行かないといけないものは何か、それについても話していこう。

あるといいもの

緊急連絡先

あってはならないことですが、もし迷子になって学校と離れてしまった際には『緊急連絡先』が役に立ちます。今では旅先でも連絡用として学生に携帯持参を許している学校もあるでしょう。そう言った際に連絡先を事前に用意してリスト化しておけば最悪の事態は免れる。中でも『担任・自宅・両親の携帯・宿泊先』といった場所は控えておこう。今では自宅の電話番号がわからないという人もいれば、携帯の普及で固定電話がないという人もいる。また両親の勤務先なども念のため控えておくと緊急時に連絡がつきやすいでしょう。

健康保険証のコピー

旅先で突然病気になった、というケースは結構ある。実際筆者の時も体調を崩した男子学生が病院へ行ったという話を耳にした。そうした際に用意しておきたいのが『健康保険証のコピー』だ。連絡先という意味でも使えますが、病気になった際には診療を規定通りの3割負担で賄える。ただ今はカード型が主流となっているので、そのまま持ち歩くというのも有りですが不安な人はコピーに留めよう。紛失の可能性は払拭できないので念には念を押しておくといい。

筆記用具・メモ帳

欲しい情報というのはすぐに控えたくなる、けれど修学旅行だからと携帯を自由に使える時とそうでない時がある。班ごとの自由行動時に先生の目が行き届いていない場合ではすぐ携帯に控える事は出来ますが、そうでない場合も考えて『筆記用具とメモ帳』はセットで持参しておくといい。なるべく大きすぎない、ポケットに入れられるくらいの大きさにしておくと身軽になれます。

総合的に考えて

ここまで紹介してきた絶対に必要、と紹介した荷物について優先順位をつけるとしたらこんなところだ。

上記3つの品は必ず用意しておきたい、スケジュールについてはしおりに書かれているなら無理に用意する必要もない。無くす心配があると思っているなら、持って行く予定のメモ帳に記すなど控えを残すなどの安全策を敷いておく程度で十分だ。

日本国内だからなんとかなる、なんて考えは捨てよう。だからこそ危ないので、自分の身は自分で守るといった考えで行動するように心がけたい。